～母親のこと～

私と母親との確執
永きに渡ってきているけれど

 

母が漸く
自分を開放してくれ始めたことで
少しだけ 雪融けを迎える予感…

 

 

私なりの分析や解釈ではなく

 

母が母の言葉で話す物語を聞くことで
母の子育てに 合点が行く

 

 

時は
第一次 ベビーブーム
集団就職の真っ只中

 

母の歴史のなかで 母は

 

黙ること 従事ること
自分をよく見せようと頑張ることで

 

自分の本心を 押し込んで
自分と生活を守ってきた

 

 

だから
そこから 少しでも 手足が出ようものなら
不安で不安で たまらなかったのだ

 

だが、貴女の娘は
かなりの自由人(多分、これが母の本来の姿でもある)
貴女の籠には 納まりきれなかったのね

 

貴女の娘は
子育てに対する考え方も
同年代の女性とは ちょっと違っている

 

 

母は自分の檻のなかから出ることが怖かったから
それが認められないどころか
檻に投げ込まれる
大きな爆弾のように感じていたの(笑)

 

 

母は70歳を前にして
自分を変え
今までやれてこれなかった自分に 挑戦しようと思っているらしい

 

 

私が母に繰り返し言ったことは

 

どんなに自分を変えたいと思っても
自分を見失わないように

 

自分が苦しいと思うことを
無理に続けて変えるのではなく

 

自分が 楽しい♪頑張りたい♪と感じられる自分を見つけて、少しずつ変えていくことが大切

 

母に娘の言葉は
通じただろうか… … …